
テーマ「近大をエコキャンパスに」を取り組む
2008年7月2日、経営学部の26の基礎ゼミ(1回生)が調査研究の成果をポスターの形で発表しました。足立基礎ゼミ(20名)は今回初めてのエントリーでしたが、他のゼミの学生とともに自分たちの成果を公表しました。
テーマは『近大をエコキャンパスに』です。今までにない新しいものをつくろうと近大の東大阪キャンパスのマップを中心にして、左側にエネルギーの使用量や廃棄物量など現状をグラフ化して表わし、右側にまだ大学として取組まれていないグリーン購入や屋上緑化、ヒートアイランド対策など全国の優秀な事例を集めて将来の環境対策を提案しました。(図1)
統計の元データは近畿大学法人本部から提供して頂き、足立基礎ゼミがエクセル加工して学生一人当たりの指標を算出し独自にグラフ化しました。この場を借りてご協力に感謝します。電力消費量と水道使用量は減少傾向にあり、近年、大学として、省資源、省エネルギーに取組まれているようです。(図2,図3参照)

その反面で、都市ガス消費量と廃棄物量は増加傾向にあります。(図4、図5)


これは推測ですが、電力の一部を都市ガスに置き換えて、CO2排出量を少なくしようとする温暖化対策の一環ではないかと思われます。
屋上へのソーラーパネルの導入または屋上緑化、保水性舗装道路などヒートアイランド対策が今後切実な課題として求められるでしょう。私たちの調査の過程で、奇しくも壁面緑化の特殊な構造物が東門入口の立体駐車場前に建設されました。(図6a,図6b)通風性もあり全面的な緑化ではありませんが、エコキャンパスを願うゼミとしてとても励まされ嬉しいニュースでした。

反省点は発表直前まで準備に追われ、発表成果を全員のものに消化しきれないうちに本番に臨んだため、ご覧いただいた教員や学生からの一部の質問に対して適確に答えることができなかった点は惜しまれます。集合時間や場所の徹底、仕事の分担責任も不十分でした。でも、ゼミ生は短期間に新しいテーマに挑戦してそれなりに楽しく取組めたのではないかと思われます。以下にゼミ生の感想を記します。
発表会に取組んだ基礎ゼミ生の感想
「自由な雰囲気の中でたくさんの友達にも会えてとても嬉しかったんです」(O)
「僕ももっと準備してちゃんと説明できるようにすれば良かった」(F)
「始めは何するかわからなくて戸惑ってしまったけど先生のアドバイスを受けてだんだんエコキャンパスマップが完成していってやりがいがあった。私はエコマークとグリーン購入について調べた。知らなかったことがたくさんあったけど、自分で調べていくうちにエコについて今までより深く知ることができた。…足立ゼミは毎回楽しい授業だった。」(M)
「やって良かったと思います。普段あまり環境のことには興味がありませんでした。近大をエコキャンパスになんて思ったこともなかったし、どうすれば環境に良いのかなども考えたこともありません。でも基礎ゼミで自分で環境のことについて考え調べたりしてすごく良い経験ができたと思います。環境の対策などこの授業がないと考えてなかったかも知れないです。楽しかったです。」(T)
「近大をエコキャンパスにということでポスターづくりがはじまり、はじめは発表なんかできる状態じゃなくてどうなることかと思っていたけど何とか完成して一応発表ができて良かったです。」(M.O)
「僕はこのテーマにとても納得がいきました。僕が初めて近大をみたとき、とてもきれいな校舎をはじめ、中庭など素晴らしい校舎を感じる一方、タバコのすいがらなどみにくい光景も見られたからです。よりすばらしい学校にするためにも僕もすいがらを見ればひろい、僕が在学しているあいだ、少しでもエコキャンパスになれるように努力していきたいです。小さなことからコツコツと。ありがとうございました。」(Y.O)




「…とても良い経験になったと思います。発表会行けなくてゴメンナサイ…。」(S)
「この授業でとても学校に慣れたと思う。始まった当初は何もわからない状況だったけど、レポートをつくったり学校を見て回る中で、徐々に慣れていった。」(F)
「発表会当日は質問されてもちゅうちょしてしまい、説明することができなかった。また、研究不足だったとも思う。この発表会を通して相手に自分の考えを伝えることの難しさを学んだ。」(M)
「ポスター発表会の準備の過程で近畿大学の環境に対する現状が分かったりキャンパスを見て回った時は、ゴミが多いことに気づかされた。このポスター発表会をやってみて、僕たちができる地球温暖化対策としてキャンパスをきれいにすることだと思った。」(Y)
「友達と協力して調べたことで達成感があった。ポスターの発表では何回か質問を受けてたからやったかいがあったと思う。」(Y)
「ポスター発表に取組んだことで友達との輪を広げることもできたし、楽しくできた。」(Y)
「初めは一体、この授業は何をするのだろう?と非常に疑問だった。けれど、ポスターを皆でつくって、それを発表するとわかってから、皆一つになって頑張れたと思う。班に分かれて写真を撮りに学内を回ったり皆で図書館に行って調べたりすることによって、学校に何があるか、どういう雰囲気なのかが基礎ゼミを通して知ることができた。近畿大学の電力、水道、廃棄物、都市ガス量などを知った時は、本当におどろきました。この学校は、まだまだエコキャンパスにできるんではないかなと思った。この発表で少しでもこの学校が地球環境に対してエコキャンパスになれる、足がかりになればいいなと思います。本当に楽しめたと思う。」(T)
「まず友人が増えました。気の合う友達と出会えてよかったです。自分でパソコンを使って調べてレポート作成するのが初めてでした。とても良い練習になりました。みんなで仲良くワイワイなふんいきのゼミで楽しかったです。足立先生、ありがとうございました。」(K)
「エコキャンパスづくりということで、4月からパソコンのインターネットなどを使って色々と調べてきたけど、班やゼミのみんなで協力してできたので良かったです。近大以外の大学の取組みなどもわかったし、まだまだ私たちの身近なことでできるものはやっていきたいと思いました。」(M)
「最初こんな授業だと思わなくて授業内容にびっくりしたけれど何かを発表するということについてすごく勉強になったと思いました。これからこういう授業があるかどうかわからないけれど、またこういう授業があったら良いなと思いました。」(S)
「他のゼミのクラスがディズニーランドやワッフルについて調べていて、そういうのも面白いなあと思った。環境問題には前から興味があったので、詳しく調べる時間をもらえて良かった。特に、屋上緑化は、緑の少ない都会に緑を増やすのにとてもいい方法だなあと思った。」(N)
「学生たちは一緒にテーマをつくって発表はとてもすばらしい。」(E)
