- ご挨拶
大学の教員には、4つの役割(職能)があります。新しい事実の発見や理論を創造する「研究」という職能、その成果である知識や理論を提供して知的能力や豊かな人格を引き出す「教育」という職能、大学や学会などの組織の運営と実践に関わる「行政」という職能、最後に自分の専門性を生かした研究成果や教育実績などの情報を公表して社会との意思疎通を図る「コミュニケーション」という職能です。
このホームページは大学(大学教員)と社会との良好なコミュニケーションに役立てることを目的に開設します。
私的体験にもとづく事例に過ぎませんが、大学の教員が普段どのようなことを考え、何を専門に研究をしているのか、教育上の取組に伴う成功と失敗から学んだことや躓いたこと、これらのプロセスに関する情報を可能な限り公表することにより、大学教員のライフスタイルの一端を知る手がかりになれば幸いです。
生活の殆どの時間とエネルギーを学問研究に投じてきた伝統的なスタイルの教員は、研究のプロセスや教育など仕事の舞台裏の事情を公表しないことを節度とみなしまた奥ゆかしい美徳とも考えてきました。
大学の役割や実績への社会的関心と注目を集める現代では、伝統的な美徳を損なわない程度に学術・教育情報を対外的に発信することは社会的に意義のある有益なサービスと思われます。教員の生き恥を晒すことにもなりかねませんが、送り手にとって社会を正確に見る観察力が磨かれ、読者にとってリアルな研究と教育の世界がより身近なものになる効果が期待されます。
このホームページでは、「批判的に見る、創造的に考える」姿勢をポリシーとしているために、世間の「常識」とは異なる私見や因習にとらわれない熱いメッセージを発信している箇所もあるかも知れません。地球の未来(Our Common Future、Gro Harlem Brundtland)のために多少とも考えるヒントになり役立つ情報を提供できれば、望外の喜びです。率直なご意見やご感想をお待ちしています。
「およそ科学的批判による判断ならば、すべて私は歓迎する」
(K.マルクス『資本論』第1版序文)
2008年 3月 22日 足立 辰雄
- 研究のキーワード
- 持続可能な経営、環境経営、企業の社会的責任(CSR)、企業家精神
- 研究内容
- 社会に役立つ財やサービスを提供して収益を上げ事業を成功に導くだけでなく、そのプロセスの中で自然環境への負荷(再生不可能な環境汚染、生態系への否定的影響)や社会環境への負荷(失業や人権侵害、障害者差別・性差別、貧困などの否定的影響)を削減し、社会に貢献するビジネスが求められている。この経営は持続可能な経営(sustainable management)と呼ばれ、21世紀の経営学の主流になることが確実視されている。現在、この経営原理と手法の研究を進めている。
- 担当科目
- [経営学部]経営学、環境経営、ベンチャー企業論実習
[大学院]環境経営特論
- モットー
- ■ 研究について『反観合一』(三浦梅園)
ものごとの本質は、相対立する要因を分析しそれらを総合・集約したときに初めてあきらかになるという世界観。
■ 教育について『批判的にみる、創造的に考える』(足立辰雄)
事象を肯定的な面と否定的な面に区別して認識し、適切な目的に向け組立てるなら新しい事実の発見や法則性をみつけることができる。
■ 人生について『堅忍不抜』(A Heart of Oak)
目的を達成するまで耐え忍び信念を曲げないこと。
- 尊敬する経営者・実業家
- ■ 石井十次
日本で最初の孤児院(岡山孤児院)を設立し孤児救済事業に生涯を捧げた。
■ 大原孫三郎
倉敷紡績や銀行、電力会社の社長を務め、大原財閥を築きつつも、美術館や社会問題・労働問題の研究所を設立したり、石井十次の孤児院事業を献身的に支援した。
- 趣 味
◎ギター演奏、鑑賞
レパートリー:
ヴィラ=ロボス「前奏曲第1番」
スペイン民謡「愛のロマンス」
ビセンテ・ゴメス「悲しみの礼拝堂」
東上俊明編曲「さくら変奏曲」
マラゲーニャ(フラメンコ) 他
楽器:
Velazguez(1995年製)
Manuel Reyes(1995年製)
◎絵画鑑賞
ミレーやデュプレ、ドービニーなどバルビゾン派の自然主義
絵画やフェルメールの作品を好む。
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